一番長い時間を過ごす場所だからこそ

私の中で一番のこだわりは、家のテーブルにあります。夫婦で食事を囲むテーブルは、円形でも四角形でもなく半円です。

それが窓に向かっておいてあって、お互いが円を半分に切った直線のところに隣通しで座って食事をしています。普通に食事をしていると、互いの顔を見ることはないのですが、窓から見える夜景やお寺、山、朝日なんかを楽しみながら楽しく食事をしています。

一生で何度も繰り返す食事を飽きることなく楽しみながら過ごしていきたい。そう思い、お互いが窓からの景色を見るように半円のテーブルにしました。

互いに働いているので、特に朝の食事を極力一緒に食べるようにしています。その時に朝日を浴びながら同じ方向を見て食事をするのが最高に幸せです。

夜には灯りを消せば、食事をしながら街頭尾やライトアップされたお寺なんかを見ることも出来るので、本当に満足しています。

もともと、同じ方向を向いて生きていけたら良いねという話から決めたこのテーブル。少し変わった形で、子どもが出来たらどういう形で食べるのが良いのか悩んではいますが、まだまだこれからも同じ方向を見て食事をする日々は続きそうです。